ピカソとシャガール*愛と平和の賛歌*展

こんにちは。ペペタです。

 

気温の変化はありますが、日差しの強い日が続きます。日焼け対策は万全に。

…何の脈絡もない余談に入りますが、

我が家の犬は毛が白く長く、羊のような外見をしております。

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家では毛を刈るか毛を残すかで家族会議が開かれますが、結局、結論がでないまま6月に入りそうです。

 

 

さて先日、箱根のポーラ美術館で開催されているピカソシャガールに行ってまいりました!

思ったより人混みも少なく、ゆったりと鑑賞することができました。

開催期間が長いからあまり殺到はしないのでしょうか…?

 

この展覧会では、<破壊と創造の画家>パブロ・ピカソと<物語と色彩の画家>マルク・シャガールの2人のライバル関係に光をあて、それぞれの方法で追究した絵画における対象の変形や色彩を比較する。

また、「愛」や「平和」という主題において、相通じる取り組みがみられます。

 -ピカソシャガール愛と平和の賛歌図録 ポーラ美術館”あいさつ”より引用-

 

展覧会の内容は全部で5章まであります。

第1章 故郷 -バルセロナとヴィテブスク-

第2章 旅立ち -全英芸術の都パリへ-

第3章 愛しきものたち -変容する絵画-

第4章 戦争 -悲劇への抵抗-

第5章 南仏のアトリエ -愛と平和の賛歌-

 

 

言葉の表現が乏しく詳細はお伝えできないので、章ごとで個人的にすごく好きな作品を紹介します。

※ペペタは絵に対して完全なる素人です。専門用語もわかりませんし、表現力もいまいちな部分があると思います。先に承知いただければ幸いです。

 

【✩】⇒ペペタお気に入り作品の紹介です。

 

 

順を追いまして…第1章 故郷 

第1章では、2人の生い立ちと故郷との関係を見ていくことができます。

 

【✩】

ピカソ「海辺の母子像」

全体的に青い色彩の中に目立つ、1輪の薔薇。

母親の優しい顔も、子供の寝顔もとても引き込まれる作品でした。

シャガール「私と村」

緑の顔の人、ヤギ、逆さになっている人・家…一つ一つに表情があり、とても楽しい作品だと感じました。

 

 第2章 旅立ち 

第2章では、多様なキュビスムが展開する動向を見ることができます。

 

【✩】

ピカソ…個人的にグッときた作品はありませんでした。

シャガール「誕生日」

後ろから男性がヒュっと伸びて、前にいる女性へキスをしている作品です。女性の驚いた顔がとてもかわいいです。また、壁に貼ってあるペイズリー柄の布も素敵です。

シャガール「教会の前の山羊」

天地がわけわかんなくなる作品ですが、山羊の顔が非常に愛らしいです。そしてその山羊からミルクを搾取しようとしている謎の男性。色合い・作品構成共に面白いです。

 

 第3章 愛しきものたち 

第3章では、二人の「愛」というテーマを”結婚”を通して深まる様を見ることができます。

 

【✩】

ピカソ「魚、瓶、コンポート皿(小さなキッチン)」

人の顔のようにも思えるもの(実際は何なのかわかりません)の前には4匹の魚がいます。絵の空間の歪み方がピカソらしく、個人的には可愛く見えてとても好きです。

シャガール「婚約者達」

背景は薄暗い青、中央には新郎新婦、そしてバックには赤と白の大きな花が数輪咲いています。花の間には二人を祝福する天使がバイオリンを弾いて降りてきています。

 

  第4章 戦争 

第4章では、戦争への抵抗、妻の病死、多くの悲劇の中で平和を願って描いた作品を見ることができます。

 

【✩】※第4章はこの展覧会で一番の見どころです。

ピカソゲルニカ」(展示終了)

 学生時代から教科書で見覚えのある作品ゲルニカ。今回の展示はタペストリーでの展示でしたが、大きく迫力がありました。教科書で見るよりもかなり引き込まれるものがありました。

ピカソ「ミノタウロマキア」(5/11~展示開始)

 こちらの作品は図録でしか見れていないんですが、大きな牛の頭をもった人?のようなものから逃げる馬・人、建物の中からをの様子を見る人といった光景から戦争に対する"恐怖"が描かれている。

シャガール「平和」

青を基調とした作品の中には、よく見ると人や動物、天使もいてシャガールの平和を願い訴える作品となっています。こちらも410×620cmの大きなタペストリーで展示されています。

 

 第5章 南仏のアトリエ 

 第5章では、第二次世界大戦の抑圧から解放される為、ピカソシャガールは南フランスにアトリエを構えます。そして、それぞれの新しい家族との間には子供が生まれ、生命の賛歌としての作品を見ることができます。

 

【✩】

ピカソ「帽子の女」

最後の伴侶ジャクリーヌ・ロックの肖像画ですが、作品の中にはピカソの描写もあるそうで、一見1人だけど実は2人いるという摩訶不思議な作品でした。

シャガール「サン=ポールの上の恋人たち」

 2人の男女の後ろにいる馬の顔が好きで、お気に入り作品に挙げました。とても優しい顔をしているんです!

 

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以上がピカソシャガール展の感想でした!

 

2人の作品が一気に鑑賞できる機会はそうそうありませんので、箱根でのんびり過ごされる際には、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

 

www.polamuseum.or.jp

 

現在ポーラ美術館内にあるレストランでは、第1章で紹介したピカソの「海辺の母子像」にちなんだノンアルコールスパークリングを注文することができます。

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きれいな水色ですね~

思ったよりも甘くなく、とても飲みやすかったです。

実際の作品はポーラ美術館のHPより確認できますので、上に貼ってあるリンクよりご確認下さいませ。

 

はい!

ということで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

次回はバベルの塔 の感想です。

では後程…。

2017年展覧会情報(+2018年のも少し)

はじめまして。ペペタです。

私は数年前から美術関連の展覧会に興味を持ち、ちょくちょく東京に顔を出しては展覧会に赴く、、、という休日を過ごしております。

 

そこである日思いました。

これを何らかの形で行った感想を残せたら…

また、引かれがちの美術が うっかり身近な存在になってくれたら…

 

そして、人生初のブログを書くことを決めました。

展覧会に行く度ブログを更新していきますので、どうぞお付き合いいただけたら幸いです。

 

今回は2017年度の魅力的な展覧会情報+見どころ一言を開催期間順で載せます。

ミュシャ展 in国立新美術館

3/8(水)~6/5(月)

*華やかで細やかなポスター画とチェコ国外初のスラヴ叙事詩20点の公開。

スラヴ叙事詩の作品の大きさに、まず圧倒される。

 

ピカソシャガール 愛と平和の賛歌 inポーラ美術館

3/18(土)~9/24(日)

*同じ時代を生きた2人の天才画家は、破壊のピカソ 語るシャガール と対照的な作品を残しているが、共通する願望が絵の中に垣間見れる。

 

ディズニー・アート展 in日本化学未来館

4/8(土)~9/24(日)

*初期のミッキーマウスからモアナまでの約500点の原画が公開。

ここまで一堂に公開されるのは初の試みとのこと。(公式サイトより)

 

バベルの塔展 in東京都美術館

4/18(火)~7/2(日)

ブリューゲルの油彩画は40点余りしか確認されておらず世界でもかなり貴重とされている。また、今回公開の”バベルの塔”も24年ぶりの来日。(チラシ引用)

 

ランス美術館展 in損保ジャパン日本興亜美術館

4/22(土)~6/25(日)

 *ランス美術館の所蔵作品から、17世紀~20世紀までの選び抜かれた作品約70点が展示されている。(公式サイトより)

 

花*Flower*華-琳派から現代へ- in山種美術館

4/22(土)~6/18(日)

* 展覧会名のとおり、花!華!はな!な展覧会。江戸時代~現代までの約60点の作品を通じ、作家が感じた”自然美”が見てとれる。

 

アルチンボルド展 in国立西洋美術館

6/20(火)~9/24(日)

* 人物には輪郭という輪郭はなく、どの人も“何か“によって顔・衣服が描かれている。それは、花・野菜・果物・根っこ…等 謎めいていて魅かれるものがある。

 

ベルギー奇想の系譜 inBunkamuraミュージアム

7/15(土)~9/24(日)

* ボスの作品には奇妙な生物が描かれている。それは一見残酷であり、不気味でもあるが、どこかコミカルで キモカワ な風貌がある。

 

ボストン美術館の至宝展 in東京都美術館

7/20(木)~10/9(月)

ボストン美術館が誇る古今東西の至宝80点が集結。古代エジプト、中国、日本、フランス、アメリカ等の美術が一堂に集う。(チラシ引用)

 

100点の名画でめぐる100年の旅 inポーラ美術館

10/1(日)~2018/3/11(日)

*ポーラ美術館開館15周年記念による特別展(チラシ引用)

 

怖い絵展 in上野の森美術館

10/7(土)~12/17(日)

 *視覚的に直接「怖さ」が伝わるものから、歴史的背景やシチュエーションを知ることによって初めて「怖さ」を感じるような今までにない展覧会。(チラシ引用)

 

北斎ジャポニズム in国立西洋美術館

10/21(土)~2018/1/28(日)

*日本の美術は西洋で新しい表現を求める芸術家たちを魅了し、”ジャポニズム”という現象が生まれた。北斎の技術を西洋の画家たちはどこに取り入れたのか、あらゆる作品と比較しながら展示される。(公式サイトより)

 

ゴッホ展 in東京都美術館

10/24(火)~2018/1/8(月)

 *ゴッホの描いた浮世絵の模写、日本美術の構図や色彩表現を取り入れた作品、理想郷として夢みていた日本のイメージを反映した作品などを展示。(チラシ引用)

 

ブリューゲル展 in東京都美術館

2018/1/23(火)~4/1(日)

 *画家一族150年の系譜(チラシ引用/詳細不明)

ブリューゲルの作品に登場する人物は皆、表情豊かで 彼らはどういう会話をしているのだろう? なんて思うと笑えてくる。

 

 

長くなりましたが、 以上が個人的に魅力を感じる展覧会の一覧でした!!

ぜひ足を運んでみてはいかがですか?

美術鑑賞が思われてたよりもずっと、ず-っと、楽しい!と感じていただけたら嬉しいです。

 

 

次回はピカソシャガール 愛と平和の賛歌 inポーラ美術館の感想です。

ではまた。